設計コンセプト
旧軽井沢の 深い森に溶け込む別邸。3 世代が集まる場所として、家族の記憶が積み重なる時間を支えるための住まいを設計しました。
「軽井沢で過ごす時間そのもの」を最も上質にする、という一点に集中して設計を進めています。建物が主張しすぎず、しかし家族にとっては確かな帰る場所になることを目指しました。
空間の特徴
大屋根と平屋の構成
軽井沢の景観条例にも配慮した、低く伸びやかな大屋根の平屋構成。森の高さに対して建築が水平に広がることで、樹々のスケールを引き立てます。
暖炉のあるリビング
家族が自然と集まる中心には、薪暖炉を据えました。長野の冬を体感しながら、火と会話のある夜を過ごす場所です。
北面採光と借景
リビングは敢えて北側に開き、強い直射ではなく落ち着いた拡散光を取り込みます。窓は森を切り取る額縁として機能し、季節ごとに変わる風景そのものが内装となります。
使用素材
- 構造:木造軸組工法(県産材使用)
- 外壁:焼杉板
- 床:オーク無垢フローリング
- 暖炉:薪ストーブ(鋳鉄)
数十年経年してなお美しく成熟する素材を選定し、世代を超えて受け継がれる住まいとしました。



